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千葉FW巻「御前試合」で存在感/J1

後半5分、激しく競り合う巻(左)と中沢
後半5分、激しく競り合う巻(左)と中沢

<J1:横浜1-1千葉>◇第12節◇6日◇日産ス

 存在感は見せた。前半27分、千葉FW巻がニアサイドに走った。横浜DF松田がマークし、同中沢もつられて視線を送る。ノーマークになったMF山岸がMF羽生のクロスに飛び込み、千葉が先制点を挙げた。この試合、巻はシュート0に終わったが「ゴール前でプレーする機会が少なかったし、自分で工夫できる場面までいかなかった」。それだけ厳しいマークにさらされた。中沢も「巻のことしか頭になかった」と振り返った。

 W杯の当落線上と言われた今季、毎試合のように結果を残してきた。ジーコ監督の最後の御前試合でもあり、この日は中継したTBSが、同監督、横浜FW久保とともに巻にも専属カメラを用意。「注目してもらうとモチベーションが上がるし、パフォーマンスも高いレベルで続けられる」。プレッシャーを逆に力に変えてきた。

 15日の最終メンバー発表まで、残りは9、13日のキリン杯ブルガリア、スコットランド戦の2試合だけ。巻は「自分のいいところを全部出したい。練習から全力でやる」と気持ちを切り替えた。この日無言だったジーコ監督に、最後にして最高のパフォーマンスを見せる。今はそれだけに集中する。【栗田文人】

[2006年5月7日8時37分 紙面から]


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