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遠藤トップ下!「自分の立場はギリギリ」

実戦形式の練習でミドルシュートを放つ遠藤
実戦形式の練習でミドルシュートを放つ遠藤

 運命の「5・15」に向けて、MF遠藤保仁(26)がラストスパートをかける。「(自分の)立場はギリギリのところと思いますし、1分1秒をムダにはできない。この2試合でアピールして後は15日を待つだけ」と話した。

 国内組で臨むキリン杯2試合。激戦区の中盤で生き残る。9日のブルガリア戦は初のトップ下で先発。本職ではないが、G大阪ではプレーしており「自由にやりたい。フィニッシュに絡んで、点も狙いたい」。この日の練習では正確なプレースキックも披露。FK、CK練習では合計12本蹴り、そのうち6本がゴールにつながった。「直接狙うなら積極的に行く」。

 W杯ドイツ大会の23人枠へ、生存競争もついに最終局面を迎えた。ブルガリア戦ではリーグ戦から中1日となる浦和、鹿島勢がスタメンを回避。遠藤をはじめ、MF阿部、村井、FW玉田がスタメン確実で、FW佐藤、巻らにも出場のチャンスがくる可能性が高い。

 海外組が絶対ではない。ジーコ監督は、会見で「国内組も質の高いプレーをすれば23人を選ぶ時に迷う。その迷いを起こしてほしい」と奮起を促した。MF小笠原が2月28日ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で海外組を押しのけて先発した例もある。ジーコ監督は「(選手は)皆がかわいいが、感情を抜きにして日本にとってベストなチョイスをしたい。4年間でこれが一番キツイ」とも口にした。

 遠藤は、これまで何度も海外組に押し出されてきた。先発予定だった3月30日エクアドル戦では無念の負傷離脱もした。それでも「今までのことを後悔することはない。(発表が)非常に待ち遠しい気持ち」という。02年11月の代表デビューから3年半。「もう自分としてはアピールしかない」。ジーコ監督の最終決断まで残り1週間。トップ下でのラストアピールで生き残る。【益田一弘】

[2006年5月9日8時16分 紙面から]


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