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FW久保自軍ゴール前ニアサイド守る

セットプレー練習でゴール前に飛び込む久保(左)ら
セットプレー練習でゴール前に飛び込む久保(左)ら

 前門の竜、仁王立ち。日本代表は8日のセットプレー守備練習で、エースFW久保竜彦(29)をゴール前ニアサイドに据える形を練習した。9日のブルガリア戦では、攻撃時も大きな武器になる高いヘディングでクロスをゴール前到達以前にはね返す。

 ドラゴンが自陣の空に舞った。ジーコ監督自ら蹴ったCKを、強引にたたき落とす。セットプレー練習中、久保は周囲からの指示でニアサイドに据えられ、クロスに対しての第1守備者を任された。選手同士で話し合った結論だった。「ニアのボールはタツが触って、コースを変えてくれればいい」とDF田中は説明した。

 クロアチアは195センチDFシムニッチらを抱え、オーストラリアは188センチのFWビドゥカらを擁する。W杯1次リーグで対戦する欧州型チームは、それぞれ大型選手を持ち、セットプレーも脅威だ。だが187センチの長身DF中沢の言葉が、対処のカギを明かしている。「前に大きな選手がいると、心理的に嫌。Jリーグでも、どうしようかなと思うことがある」。欧州の中堅ブルガリア戦は、格好のテスト機会。久保が、高さを生かし守備時も日本の要になる。【塩畑大輔】

[2006年5月9日8時26分 紙面から]


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