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中田にボルトンが大減俸オファー

 ボルトンがMF中田英寿(29)に、大幅減俸の完全移籍オファーを出す。クラブは9日、残留と放出選手のリストを発表。中田は公式リリースの放出欄の下に「レンタル期間終了選手」として示された。中田英と完全移籍交渉を行うことも公式に表明した。

 8日深夜(日本時間9日)、日刊スポーツの取材に応じたボルトンのアラダイス監督は「ヒデはレンタル期間が終了したので、フィオレンティーナに戻る。しかし、夏に彼を完全移籍で呼び戻したいという願いがある」と獲得の意思を表明。一方で、「ただし、経済的な犠牲を受け入れるならばという条件が付く」と付け加えた。

 スタッフ会議に参加した幹部は「残留が決まったわけではない。今後交渉を行うが、獲得するとしても、スカッドプレーヤー(レギュラー格ではない選手)であるということをしっかりと伝えることになる」と明らかにした。現在の約2億円の年俸は、サブクラスには高すぎるという。

 セリエA時代の約3億4000万円から、大幅な減俸を受け入れて期限付き移籍してきたが、ボルトンに残留するためには、さらなる大減俸と出場保証のないサブという立場を受け入れなければならない。完全移籍がまとまらず、退団に至る可能性が高い。(春日洋平通信員)

[2006年5月10日8時19分 紙面から]


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