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オフの過ごし方はいろいろ/ビバW杯

 クロアチア代表の選手たちは、ビールを飲んでいた。5月28日のイラン戦前夜のことだ。クロアチア東部の都市オシエクで行われた試合は、国内最後の壮行戦だった。私は偶然、チームと同宿。近所で食事を終え、部屋に戻ろうとすると、ホテルに隣接した屋外のレストランやバーには、選手たちが大勢いた。

 少し驚いた。翌日のキックオフは午後6時で、早く寝る必要もないのだろう。午前1時をすぎても、のんびりしている選手さえいた。日本代表の試合前夜では考えられない光景だ。もっとも、イランと2-2で引き分けてしまった。そして、3日のポーランド戦も0-1で負けた。体調不良の選手が多かったという。無防備な面が影響したのかもしれない。

 ブラジル代表は世界的に人気がありすぎて、選手は好き勝手に動けない。先月30日の練習試合(スイス・バーゼル)前、私は同代表と偶然同じホテルだったが、間違って選手の朝食会場に向かおうとしたら、警備員に止められた。その分、彼らは試合後、約14時間だけ与えられたオフに羽を伸ばしたが、ナイトクラブで遊んでいる写真が流出した。注目されるがゆえに、クラブ支配人が地元紙に売り込んでしまったのだからたまらない。

 大会まで長丁場ゆえ、普段の生活でいかにストレスをためないようにするかも、勝敗に影響する。日本代表は4日のマルタ戦後、1日のオフが与えられる。どうか、無事でありますように。【佐々木一郎】

[2006年6月5日8時37分 紙面から]


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